Bluetooth接続 デジタル入出力 DACS-9600BT-DIOは、パソコンなどのBluetoothインターフェイスと接続し、
TTL入力24bit、TTL出力24bitのデジタル入出力と、3chのPWMパルス出力を実行する基板です。
アプリケーションプログラムは、Bluetoothにリンクしたシリアル通信COMポートを使って、
たとえば W02A5B67 といった、簡単なアスキーコードの文字列を送信することで、
デバイスのデジタル出力(24bit)を設定します。デバイスからはこの応答として、
R01C4D58 といったデータを返して、デジタル入力状態(24bit)を通知します。
文字列による容易な操作と、FPGAを使用した安定したタイミング制御が特長です。
ユーザサイドのプログラミングに役立つサンプル(ソース)プログラムを準備
■デジタル入出力とPWM出力
デジタル入力24bitとデジタル出力24bitがあり、5V系TTLとLVTTLに接続できます 。
デジタル出力24bitのうち、3bitはPWM出力としても使用できます。PWM出力として使用しない場合は、
24bitすべてをデジタル出力に使用できます。
デジタル出力は、一定時間(約2秒)パソコンからのコマンド送信がない場合、
フェールセーフ機能を利用して、全bitを0にすることもできます。
PWM出力は、RCサーボ位置決め用のパルス出力です。50Hz周期のパルスを出力し、
3ch分のパルス幅を、個別に1μs単位の分解能で制御することができます。
■Bluetooth接続
日本国内の技術基準適合証明を取得した無線モジュールを使用。
製品ごとに固有の名前とPINコードを設定しています。
パソコン側のプログラミングは、COMポートを使用したシリアル通信です。
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日本国内専用のため海外での使用はできません。 Only for the inside of Japan
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使用している無線モジュール Microchip Technology RN42-I/RM
日本国内の技術基準適合証明 R201-125709
Bluetooth認証 B014867 end device listing
■接続距離
見通し範囲で10m以内
■通信速度
パソコンソフトからデジタル出力コマンドを発信して、DACS-9600BT からのデジタル入力レスポンスを受信し、パソコンソフトにてデジタル入力データを読取るまでを1サイクルとすると、最高で、毎秒10~15回の繰返しにて実行することができます。
■デジタル入力/出力
入力TTL 24bit 出力TTL 24bit 50極MILタイプコネクタ
**** 入出力機器接続用ケーブル脱着時の注意 ****
すべてのデジタル入力およびデジタル出力は、
5V系TTL入出力、LVTTL入出力の両方に接続できます。
入力信号は基板内部ではPULL-UPしておりませんので、接点入力を接続する場合は、
基板外部にて+3~+5Vに10KΩ程度の抵抗値にてPULL-UPする必要があります。
■電源
付属ACアダプタから供給
別売品の3Pコネクタケーブルからの供給も可能
・電源電圧範囲 4.5V~9V(平均100mA)
バッテリ使用も可能
■寸法
基板寸法 94×55mm(アンテナ突起部分を除く)
サンプルプログラム
/ デバイスドライバ はダウンロードのページへ
■文字列による容易な操作が特長です。
■Windows PC用サンプルプログラム ソースファイル(C++)と実行ファイルを準備
■Python での操作はこちらへ
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