USB接続デジタル入出力ボード DACS-2500Kは、
パソコンのUSBポートに接続して、パソコンから送信するコマンドにより、
入力24bitと出力24bitのデジタル入出力信号を制御するボードです。
文字列による容易な操作と、FPGA制御による高速かつ正確な入出力タイミングが特長です。
ユーザサイドのプログラミングに役立つサンプル(ソース)プログラムも充実
このボードをUSBに接続すると、
アプリケーションプログラムからは、高速版増設COMポートとして扱うことができます。
たとえば、標準にてCOM1とCOM2をもっているパソコンでは、
COM3以降がこのボードに対応する増設COMポートとなります。
また、ダイレクト版とよばれているデバイスドライバを使用すると、
COMポートではなく、独自のUSBデバイスとして使用することができ、
この場合は、ドライバ独自関数を用いて、基板とのREAD/WRITEを実行することになります。
いずれの方法でも、パソコンからは、たとえば W02A5B67 といった
簡単なアスキーコードの文字列を送信して、
ボードのデジタル出力(24bit分)を設定し、ボードからはこの応答として、
たとえばR01C4D58 といったコードを返して、ボードのデジタル入力状態(24bit分)を通知します。
USBデジタル入出力の速度を解説
■コマンドの種類
(a) デジタル入出力モード
(b) AD/DA制御モード (注)AD/DA変換機能はありません。
(c) PWMパルス出力モード
(a)(b)(c)のモードを複合して使用することができます。
AD変換専用としてご使用の場合は、DACS-2500K-BM がお勧め。
15BXシリーズのページをご覧ください。
コマンドの実行間隔を、PCプログラムからの指定で任意の時間に設定することができます。
この機能と2個のデジタル出力コマンドを使用すると、
ワンショットパルス(任意時間)の出力を行うことも可能です。
■外部電源不要。
基板上の3Pコネクタはアダプタ基板を接続する場合の電源出力用。
■標準タイプ 入力TTL 24bit 出力TTL 24bit 50極MILタイプコネクタ
入力信号は基板内部ではPULL-UPしておりませんので、接点入力を接続する場合は、
基板外部にて+3~+5Vに10KΩ程度の抵抗値にてPULL-UPする必要があります。
■コンパクトな基板寸法 94×55mm
サンプルプログラム / デバイスドライバ はダウンロードのページへ
■文字列による容易な操作が特長です。
■マルチデバイス対応 (PC 1台に複数台を接続可能)
DIPスイッチでID番号設定
PCに台数分のUSBポートまたはUSBハブが必要です。
■Windows PC用サンプルプログラム
ソースファイル(VC, VB, C#) と実行ファイルを準備
デジタル入出力デモプログラム説明書
FTDI社のUSB-ICを組込んでいる他社製品との同時使用について
■デバイスドライバ対応OS
Windows 11,10, 8(8.1), 7(64/32bit)
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データ送受信プログラミングは、DACSの全USBインターフェイス製品で
同じです。他製品のサンプルプログラム(VC, VB, C#)も参考になります。
■Python(Windows)での操作はこちらへ
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詳細はデバイスサーバー RPi-USBDS 解説ページへ
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