アナログ信号の波形モニタ、XY表示、記録再生を、Wi-Fi接続のパソコンで行う計測ユニットです。
ペンレコーダのように各種のセンサ信号を切れ目なく連続的に記録します。
製品には、入力ケーブルなど一式がセットになっており、
無償の計測ソフトをダウンロードし、ノートパソコンなどとWi-Fi接続をして、ご購入後すぐに計測を行うことができます。
アンプゲイン、サンプリング間隔などの設定は、すべてパソコンから操作。
記録したデータはEXCELなどで利用することができます。
ユーザサイドのプログラミングに役立つサンプル(ソース)プログラムも充実
コンパクトな金属ケースに収納。デスクトップパソコンとの組合せで、ラボラトリー内での計測はもちろんのこと、
ノートパソコンと組合せて、コードレス、携帯用途として、生産現場などでの計測に便利に使用できます。
高分解能16bit |
FullScall/最大65500 (16bit) |
DACS-9600Nシリーズは、 絶縁アンプ と、 直線性にすぐれたAD変換器 を内蔵した
産業用途の計測装置です。絶縁アンプにより、全チャンネルを相互に絶縁していますので、
計測時に煩わされる誘導ノイズの影響も最小限に抑えることができ、
測定対象の電気的な干渉を気にすることなく、幅広い用途で使用することができます。
■計測ソフト ADG96N を使用した計測
○記録サンプリング数 連続最大209万点
自動ファイル保存モードでは、連続最大サンプリング数 約6億点
長期間の無人記録
記録データはEXCELで読取り可能
(4ch版) 波形モニタ画面
(4ch版) XY表示画面
○サンプリング間隔
0.2ms ~ 15sec
すべてのサンプリング間隔にて、
きれめなく連続記録と自動ファイル保存ができます。
○アンプゲイン
×1 (レンジ±10V), ×10 (±1V), ×100 (±100mV)
全チャンネルを独立してゲイン設定可能
○データレコーダソフトの対応OS
Windows 11,10, 8(8.1), 7(64/32bit)
|
■アンプ機能
AD変換前段には、チャンネルごとに絶縁アンプとプログラマブルゲインアンプをもうけています。
アンプゲインは、
×1 (-10V~+10V) ×10 (-1V~+1V) ×100 (-0.1V~+0.1V) の三段階
各チャンネルごとに、パソコンソフトウェアから個別に設定できます。
■AD変換機能
16bit長のAD変換を、正確な間隔で繰返し連続して実行します。
サンプリング間隔の指定範囲 最小0.2ms~最大15秒
サンプリング間隔はパソコンソフトウェアにて、1μs単位にて指定可能
■無線LAN接続
日本国内の技術基準適合証明を取得した無線モジュールを使用していますので、免許申請の必要はありません。
|
日本国内専用のため海外での使用はできません。 Only for the inside of Japan
|
|
周波数 2.4 GHz帯 通信規格 802.11b/g/n
日本国内の技術基準適合証明 R210-WW1005
セキュリティ WPA2-PSK 暗号化の種類 AES
プロトコル TCP/IPv4 (注) IPv6には対応していません
■接続距離
無線LANルータの接続範囲と同等です。一般的な居住用住宅の同一建屋内が目安となります。
■通信速度
パソコンソフトからデジタル出力コマンドを発信して、子機からのデジタル入力レスポンスを受信し、
パソコンソフトにてデジタル入力データを読取るまでを1サイクルとすると、
最高で毎秒20回の繰返しにて実行することができます。
さらに、AD変換の自動繰返し機能を使用すると、
毎秒5000回(0.2ms)のサンプリング速度で、全チャンネルの連続したAD変換データを取得することが可能です。
■アナログ電圧入力
計測可能な入力電圧範囲 -9.5V~+9.5V
入力抵抗 3MΩ 以上 許容入力電圧範囲 -25V~+25V
チャンネル間絶縁抵抗 400MΩ 以上
コネクタ形状 BNC
■電源
・付属ACアダプタから電源供給。
市販モバイルバッテリ使用可能
・電源電圧
4.8V~5.2V (H4PW -> 600mA, C2PW -> 350mA)
バッテリ駆動の電源電圧範囲 4.8V~5.8V
■寸法
・DACS-9600N-H4PW
ケース寸法 98×62×61mm(アンテナ/コネクタを除く)
・DACS-9600N-C2PW
ケース寸法 98×43×59mm(アンテナ/コネクタを除く)
サンプルプログラム / 計測ソフトは
ダウンロードのページへ
■文字列による容易な操作が特長です。
■AD変換テスト用Windows版サンプルプログラム
ソースファイル(VC)と実行ファイルを準備
|