|
|
オープンコレクタ出力 |
オープンコレクタ出力で、フォトカプラ絶縁となっているものは、
USBインターフェイス回路と電気的に絶縁しています。
オープンコレクタ出力は、ONにて導通、OFFにて非導通となり、接点出力とよく似ていますが、
接続にあたっては、次のような注意が必要です。
極性があります
0V(コモン)に対して、信号側が(+)側電圧となります。
間違って(-)電圧をかけた場合は、基板上の出力デバイスが壊れることがあります。
ONのとき
最大出力電流に注意してください。(各基板の説明書に記述しています。)
ONのとき、信号出力側は 0.3V~0.8V 程度の電圧となります。0Vにはなりません。
最大出力電流をこえる電流を流した場合、信号出力側の電圧が上昇し、正常な動作を期待できなくなるばかりでなく、
フォトカプラの出力トランジスタの熱損失が増大して、デバイス破壊に至ることがあります。
OFFのとき
最大電圧に注意してください。(各基板の説明書に記述しています。)
最大電圧を超える電圧をかけた場合、フォトカプラの出力トランジスタが壊れます。
また、OFFのときでも、数μAの電流が流れます。たとえば100KΩの負荷抵抗を使用した場合、
周囲温度が高くなると、1V近い電圧ドロップが生じることがあります。従って、極端に高い抵抗値の負荷は使用できません。
弊社製品の DACS-2550/DACS-2570 では、
+5V負荷の場合で、1KΩ~20KΩの抵抗値が適切です。
応答速度
フォトカプラ出力は、OFF->ON のとき 10μs、
ON->OFF のとき 100μs程度の速度となります。
高速フォトカプラを使用している DACS-2570 では、0.5~3μsの応答速度となっています。
詳細は DACS-2570 の説明書を参照してください。
このページに直接こられた方は、こちらをクリックして、
ダックス技研株式会社 計測制御用電子機器のHOMEに移動してください。
USB接続のDIO、計測ユニットなどDACS製品を掲載しています。 |
その他の接続に関する一般的なご注意
絶縁入出力
TTLレベル入出力信号
フォトMOSリレー 出力
USBケーブル接続
ロータリーエンコーダとカウンタ
|