USB接続 絶縁カウンタ DACS-2500KD-SCNT-ISO
シリーズは、パソコンのUSBインターフェイスに接続
して、パソコンからのコマンドに従って、カウンタの
制御とカウンタ値の読取りを行うユニットです。
入力24bit出力24bit(SCNT/CNTFHタイプは出力12bit)のうち、カウンタ機能に使用していない入出力は、
汎用入出力として使用できます。
電源はUSBケーブルを通じてパソコンより供給しますので、外部電源は不要です。
カウンタ入力および汎用デジタル入出力はUSBインターフェイスと電気的に絶縁しています。
ユニットにはデジタル入力用の絶縁電源を内蔵しており、接点入力も外部電源を準備することなく簡単に利用できます。
ユーザサイドのプログラミングに役立つサンプル(ソース)プログラムも充実
カウンタ計測ソフト CPR25KB ダウンロードフリー
ダウンロードのページへ
(注) ch3~5 のホールド値は2024年10月以降の出荷分で有効となります。
それ以前の出荷分では、CPR25K をご利用ください。
カウント値を一定時間間隔でファイル記録できます
タッチパネルの操作も楽々
大型文字に表示するチャンネルを選択できます
大型文字は単位表示と換算表示、色指定が可能
このユニットをUSBに接続すると、
アプリケーションプログラムからは、高速版増設COMポートとして扱うことができます。
また、ダイレクト版とよばれているデバイスドライバを使用すると、
COMポートではなく、独自のUSBデバイスとして使用することができ、
この場合は、ドライバ独自関数を用いて、基板とのREAD/WRITEを実行することになります。
いずれの方法でも、パソコンからは、たとえば基本機能のデジタル入出力を実行する場合、
W02A5B67 といった簡単なアスキーコードの文字列を送信して、
ユニットのデジタル出力(24bit分)を設定し、ユニットからはこの応答として、
たとえばR01C4D58 といったコードを返して、デジタル入力状態(24bit分)を通知します。
ユニットには32bit長のカウンタ6個を内蔵しています。
各カウンタは、カウントクロックとカウント方向入力によるUP/DOWNカウントのほか、
エンコーダA相/B相信号によるカウントも可能です。
また、このうち3個のカウンタには、パルス幅、パルス周期を読取る機能もあります。
さらに、入力フィルタリング機能を使用することで、
カウント入力信号にリンギングとかチャタリングがあった場合でも、
任意のフィルタ時間設定で、これらの影響を除去して、正確なカウントができるようになっています。
カウンタのご使用前に、こちらの解説(FRQ)がお役に立ちます
■カウンタ仕様
カウンタ個数
カウンタビット長
動作モード
入力最高周波数
SCNT高速タイプ
CNTFHタイプ
CNTFLタイプ
その他の機能
基準クロック出力 |
6個 (RS422入力タイプは3個)
各32bit
エンコーダ信号A/B相入力モード
UP/DOWNカウントモード
パルス周期および幅計測モード
エンコーダ信号A/B相入力(ch0~2) 5MHz
UP/DOWNカウント(ch0~2) 10MHz
(注) 上記は2024年10月以降出荷分より
(ch3~5) 100KHz
エンコーダ信号A/B相入力(ch0~2) 500KHz
UP/DOWNカウント(ch0~2) 1MHz
(ch3~5) 100KHz
全チャンネル 5KHz
入力フィルタ機能
設定範囲 最小応答時間から最大16msまで
入力極性選択
最終カウント値指定可能
分周パルス出力機能
エンコーダZ相による原点設定
基準クロック出力 1MHz (SCNT/CNTFHのみ)
周波数計測ゲート信号用 0.5Hz
テスト用A/B相信号出力 1KHz
各出力の周波数確度 ±0.01%(0~50℃ ±100ppm)
周波数確度 ±10ppm以内をご要望の場合は、
弊社営業担当までお問合せください。 |
■外部電源不要
■デジタル入出力信号仕様
USBポートとデジタル入力および出力を絶縁しています。
入力24点のコモン(0V)は共通です。
出力24点(SCNTとCNTFHは13点)のコモン(0V)は共通です。
SCNTとCNTFHタイプ 入力と出力のコモン(0V)は共通です。
CNTFLタイプ 入力と出力のコモン(0V)は絶縁しています。
フォトカプラ絶縁タイプ
入力信号 フォトカプラ絶縁 24点
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接点またはオープンコレクタ出力と接続可能。
通電電流 3~4mA
接点入力に必要な+5V絶縁電源を基板に内蔵しています。
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出力信号 フォトカプラ絶縁 24点 (SCNT/CNTFHタイプは13点)
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最大負荷電流 10mA 最大電圧 40V
(注) SCNT/CNTFHタイプの基準クロック出力 1MHz (bit0) は 最大電圧 5V
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RS422絶縁差動入力タイプ
入力信号 RS422絶縁差動入力 12点
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標準タイプは終端抵抗を内蔵していません。
終端抵抗 120Ω 内蔵タイプ(型番末尾 -422T)も同価格
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出力信号 5V系絶縁TTL 24点
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最大負荷電流 8mA (出力は通常のTTLで、差動出力ではありません)
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本ユニットの絶縁は、誘導ノイズ対策を目的としたものですので、常に高い電圧差があるラインには接続できません。
絶縁抵抗値と耐電圧値は取扱説明書に記載しています。
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DACS-2500KD ケース寸法 100×65×35mm
(コネクタなど突起物は除く)
ケース裏面に固定用
取付穴 3mmネジ4か所 |
DACS-2500KES 寸法 175×120×38(H)mm パネル取付穴 3.5Φ 3mmネジ用6か所
ケースにDACSマークおよび型式表示のない製品も承っています
サンプルプログラム/デバイスドライバはダウンロードのページへ
■文字列による容易な操作が特長です。
■マルチデバイス対応 (PC 1台に複数台を接続可能)
パソコンツールでID番号設定
■カウンタ機能テスト用 Windows PC サンプルプログラム
ソースファイル(VC, VB) と実行ファイルを準備
DIOソフトウェア機能はDACS-2500KB標準版と同じ仕様です。
FTDI社のUSB-ICを組込んでいる他社製品との同時使用について
■デバイスドライバ対応OS
Windows 11,10, 8(8.1), 7(64/32bit)
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データ送受信プログラミングは、DACSの全USBインターフェイス製品で
同じです。他製品のサンプルプログラム(VC, VB, C#)も参考になります。
■Python(Windows)での操作はこちらへ
■人気の コンパクト コンピュータ
ラズベリーパイ (Raspberry Pi) で動作
詳細はこちらへ
C言語、Python言語のサンプルプログラムを掲載
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